トータルキャンパスプランによる SHIROKANE の利用契約

このページは、下に定義する「とりまとめオフィス」に対して HGC が トータルキャンパスプラン (TCP) について説明するものです。

HGC のトータルキャンパスプラン (TCP) は、機関が申請に基づき利用する SHIROKANE の D/H/L9 コースを機関内で広く共用するための利用形態とその仕組みです。
ソフトウェアでいうサイトライセンス、キャンパスライセンスのイメージです。
TCP をご利用の機関は、すべての所属する者へ大規模な計算機リソースの供給ができるようになります。
設備、エンジニア、技術的ユーザサポートなどの調達は不要です。

SHIROKANE の包括的な利用での利用申請書とアカウント申請書の扱い

計算機システム利用申請書 (利用申請書)

TCP を利用をすることを申し添え、 HGC へ利用申請書を提出してください。この利用申請書によりグループは作成されませんので、グループに関係する欄 (希望グループ名、まとめ利用者など) への記入は不要です。
HGC は利用申請書にある研究責任者を TCP の責任者 (TCP 責任者) と認識します。
また、利用申請書外のやり取りの中にて、機関内の実務担当となる「とりまとめオフィス」を設定いただきます。
とりまとめオフィスには、一人以上の担当者とメールアドレス、電話番号が定まることを求めます。
HGC は、TCP についての契約、支払い、グループの利用のことがらなどの実務をとりまとめオフィスに対して行います。
とりまとめオフィスの呼称は機関ごとに異なる (たとえば、情報基盤センターソフトウェアライセンス係、情報担当事務局、 IT サービス室 など) でしょうが、 HGC のサイトでは「とりまとめオフィス」に統一して書きます。

アカウント申請書

アカウント申請書を HGC に提出することにより TCP の利用機関内の組織に対応するグループとそこに所属するアカウントが作成されます。
記入は、アカウント部分は、通常の利用と同様にアカウント申請書と同様ですが、申請書上部の「トータルキャンパスプラン (包括的な) 利用」チェックボックスへのチェックとグループの研究責任者の記入が必要であることが通常の利用と異なります。
HGC へのアカウント申請書の提出は、とりまとめオフィスが行ってください。しかし、とりまとめオフィスが許容するのであれば、グループの 2 回目以降の提出ではグループが直接 HGC に提出することでも構いません (あるいは CC にとりまとめオフィス)。

利用認定書

アカウント申請書により申請されたアカウントが作成されたことを HGC は利用認定書にて利用者に伝えます。
利用者へは、利用認定書がダウンロードできる URL のメールとその URL にアクセスするためのパスワードの SMS の 2 系統で届けます。
メールの方は、もしとりまとめオフィスが望むのなら経由作業を行ってもらっても構いません (あるいは CC とりまとめオフィス)。
ただし、200 アカウントなどと多数の場合は、とりまとめオフィスと協力した利用認定書の配布が必要になるかもしれません。

SHIROKANE の既存のグループの TCP の参加

可能です。グループ名は変わりません。またグループ名の変更はできません。
既存のグループが利用申請している利用期間が残っている場合は、そのグループから利用の変更または停止の申請をしてもらいます。
とりまとめオフィスは、既存のグループから研究責任者を記入したアカウント申請書をもらい、 HGC に提出してください。
ただし、とりまとめオフィスにこの運用を否定する裁量があります。

TCP 内のグループが独立した SHIROKANE のグループになる場合 (分離)

可能です。グループ名は変わりません。またグループ名の変更はできません。
例えば学外に異動したあとにも SHIROKANE の利用を継続する場合には、この手続きをしてください。
分離する TCP 内のグループの研究責任者は、とりまとめオフィスに分離を伝え、また利用申請書を HGC に提出してください。
HGC はとりまとめオフィスに分離の事実を確認した上で、グループを TCP から分離させます。
ただし、とりまとめオフィスにこの運用を否定する裁量があります。

TCP 内のグループを別の TCP に移動する場合

可能です。グループ名は変わりません。またグループ名の変更はできません。
グループの研究責任者は、移動前のとりまとめオフィスに分離を伝え、移動後のとりまとめオフィスにアカウント申請書を提出してください。
移動後のとりまとめオフィスは、 HGC にアカウント申請書を提出してください。
ただし、どちらのとりまとめオフィスにもこの運用を否定する裁量があります。

HGC からとりまとめオフィスへの連絡

次の項目は時々お知らせします。

  • すべてのグループのディスク使用量の個々と合算
  • グループ数とアカウント数

TCP を利用する機関を支援するテンプレート

以降のコンテンツは、TCP を利用する機関が、その内部での案内のために使えるように準備しているものです。事情にあうように書き換えご利用ください。