バイナリ互換の Solaris8 オペレーティング環境が動作する最新の UltraSPARC III Cu CPU および Sun Fireplane Interconnect アーキテクチャを使用します。また、動的システムドメインと、信頼性、可用性、保守性 (RAS) 機能を採用し、アクティブセンタープレーン技術を使用しています。 CPU/メモリボードおよび、 I/O ボードをそれぞれ 18 枚まで搭載可能です。 2 枚のシステムコントロールボード (メイン、スペア各 1 枚) を搭載しています。

SGI Origin 3900Tは、SGI 独自の NUMAflex アーキテクチャにより構成されたゲノムセンター最大のシステムです。本システムでは、システム内の全てのメモリスペースを共有できるので、プログラミングの制約を受けることなくメモリ空間を最大限に利用可能です。システムリソースは、効率的に管理され複雑な解析を高速に実行します。

以前のミッドレンジシステムでは使用できなかった機能および特長があります。主な機能として、システムのパーティションへの分割、ドメインの作成などがあります。これらの機能でより高い信頼性、可用性、保守性が提供され、稼動時間の向上が実現されます。

高性能CPUを採用

高性能サーバ向けの CPU Intel Xeon プロセッサ (3.6 GHz) を採用。技術計算システムの中核として 活躍します。

クラスタリングのサポート

Myrinet ボード、Myrinet スイッチをサポートする ことにより高度演算処理システム、分散処理システム への対応を強化しました。

高性能メモリを採用

メモリバンド幅 3.2 GB/s (ピーク時) を実現。 メモリのボトルネックを解消します。

省スペースを実現

フルラックに最大38 システムを搭載可能な薄型 1U きょう体を採用。限られたスペースを有効に活用します。